気ままなフルート吹きの自由な日常

アマチュアフルーティストの日常です。練習、レッスンの備忘録。お問い合わせはこちらまで→aoioa.flute@gmail.com

フルート吹きは歯列矯正できるのか

こんばんは。フルート吹きのあおいちゃんです。

最近演奏動画があげられなくて悶々…

というのも、親知らずの抜歯をしてまだ歯肉を縫ってあるので吹きにくいからなのです…!

ということで、フルートと口内に関わるあれこれについて、実体験を踏まえて書こうと思います。

 

本日は

・フルートと歯列矯正

・フルートと親知らず

・フルートと先天的な身体的特徴

の3つです!

 

  1. フルート吹きと歯列矯正は共存できる?

かくいうあおいちゃん、小学校6年生から高校卒業まで歯列矯正をしていました。

いわゆる歯列矯正の器具をつけたのは中学2年生の時です。

その時一番不安だったのが

歯列矯正しながらフルートは吹けるの?

でした。

 

当時吹奏楽部で1ヶ月後には課題曲クリニックのモデルバンドに2つ乗ることが決まっていたので、不安しかない。しかも、ピッコロ…!!!

結論からいうと、歯列矯正しながらでもフルートは吹けます。しかも、他の木管金管より楽に。(金管やリード楽器は、演奏によって歯列に与える影響があるらしく、矯正と共存できない場合もあるようです)

 

フルートは元々楽器を口に強く押し付ける奏法ではありません。慣れれば矯正器具をつけていても全然吹けます!

 

歯列矯正の器具をつけたあと困ったことは、アパチュアと歌口の距離が変わってしまって息の角度の調整に戸惑ったことと、器具が唇の後ろに当たって口内炎が酷かったことです。

ですが、どちらも慣れれば大丈夫。口内炎もできなくなります✨

迷ってる方は早めに信頼できる矯正歯科の先生に相談して、矯正を始めることをおすすめします!

 

  1. 親知らずの抜歯とフルート

はい。今のあおいちゃんです。今回抜いた親知らずは水平に生えてきた、いわゆる難抜歯の親知らず。

頭しか出てないので歯肉の切開もしています。

切開した部分は縫ってあります。

 

親知らずに関しては施術する医者の腕にも大きく依るかと思いますが、わたしは抜歯から3日くらいしたら少しずつ吹けるようになりました!

腫れのピークは2日目〜3日目でしたが思ったより腫れなくて、施術から1週間の今現在はそれなりに吹けています

ただし、口の中が縫ってあるためうまく動かなくて、手の届かない思いをしつつ抜糸を心待ちにしています。

 

親知らずも放置していいことはほとんどないので、親知らずを今後活用する予定があるとかでない限り、タイミングを見てさっさと抜いてしまうのがおすすめです!

 

  1. フルートに向いてる骨格ってあるの?

これは、中学の頃すごく疑問に思っていました。金管だと唇の厚さによって吹きやすいマッピが違うなど、元からの身体的特徴が関係する場合があるらしいですね。

じゃあ、フルートはなにかあるの?ということですが、今までの経験上これといって有利な身体的特徴はないが回答です。

 

あえていうなら下顎が大きい方がいいとは思いますが、もはや意識的に動かせばいいレベルなので、決定打ではありません。

手の大きさについても、大きい人はいいなあ〜と思う時もありますが、最低限楽器が持てればそれ以上は大した違いではないです。体格についても同じです。

 

そもそもベルリンフィルに女性の奏者が入った時、世界的ニュースになったくらいですから、楽器はほぼ須らく男性の方が有利(体格、筋肉量、体力など)なのでしょう。

でも、女性でも素晴らしいプレーヤーは沢山います。上野由恵さんや高木綾子さん、他にもたくさんたくさんいらっしゃいます。

今の自分の持てるものでより上を目指すのが最良の選択肢だと思います。

 

以上、本日はフルート吹きと口の中のトラブルあれこれについて書きました。

歯列矯正や親知らず抜歯に踏み切れないフルート吹きさんの参考になれば幸いです。

あくまで個人的体験なので人によって吹けるようになるまでの所要時間は異なると思いますので、参考までにしてください!

 

おまけですが、私は体力や筋肉量で男性に負けるのが悔しくて悔しくて、日々筋トレに励んでいます。

女性フルート吹きの皆さん、ぜひ筋トレをば。

 

ではでは皆さま素敵なフルートライフを!