気ままなフルート吹きの自由な日常

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調性による音楽の違い〜Cdur? D dur? なにが違うの?〜

こんにちは。

音楽の奥深さの1つに和音がありますよね。

今日はそんな和音を定義する調性について書こうと思います。

 

まず、調性による音楽の違いを理解するとどんないいことがあるのか。

それは、どんな風な音楽を作曲家がしてほしいと考えているのかが少しわかる、ということころにあります。

なぜここで転調するのか、転調して何がしたいのかがわかると音楽の流れが作りやすいですね!

 

さて、調性の話です。

各調性に色を感じる、という話を聞いたことはあるかもしれません。

まず、その調性毎の色はなにかな?って考えてみるのがよいです。

 

例えばわたしのイメージでは

C dur はシンプル、白

G dur は茶色、牧歌的な感じ

D dur は黄色るんるんな感じ

A dur はオレンジ、元気な感じ

E dur は、さらにテンション高め

などなどです。

まず、自分の中で、この調性はどういうイメージかなと考えてみる。これが最初です。

 

次にちょっと論理的な話です。

♯や♭が増えると調性のテンションは上がります。

♯が増えるとテンションが高くなって元気な感じ、♭が増えると重くずーんうおりゃぁあぁって感じです。

全然論理的じゃないですね。

 

また、調性ごとに特有の役割を与えられている場合があります。

例えば、H durは神様の和音と言われています。曲中でH durの第一和音(H, D#, F#)がなったら、ここは神様が降りてくるのかなあなんて考えます。

この辺は私も勉強不足でわからないものも多いです。時代ごとにも違うと思います。

 

とてもざっくりですが、まずは調性についてはこんなものかと思います。

これが頭にあると、例えばA→Eの転調があったら、じゃあ音楽のテンションを上げて吹こう(明るい音色にする、音を短めにする、音を大きめにするなどその時に合った方法で)、というのを考えられるようになりますね!

 

調性は楽譜と会話するための1つのツールです。

たくさん会話のツールを持っていればそれだけたくさんのことを楽譜から読み取ることができます。

和音の知識も作曲家自身について知ることも、全部楽譜との対話のツールです。

 

みなさんの調性のイメージはなんですか?

ぜひ考えてみてください!

そして、作曲家はそこでなにもしたかったのか考えてみてください。

自然とニュアンスや音色が決まるはずです(*´꒳`*)

 

それでは。楽しい音楽ライフを。