楽器は自分の鏡なのかもしれない
今週のお題「リラックス」
お題のリラックスでまず思いついたのは、楽器とリラックスすることの関係。
自分がぐっと硬くなってると楽器は上手く鳴らないし、自分がリラックスできてるとすーっといい音がでる。
楽器は自分より自分のことをわかってる気さえします。
リラックスに限りませんが、イメージだけでも楽器の音ってすごく変わりますよね。
先日いきものがかりのありがとうをついったに上げましたが、最初なかなか冒頭のドレミファソがうまくいかなかったんです。指は回ってるけど、なんか違う。これじゃない感満載でした。
そこで一息入れようと思って桜の香りのする紅茶を入れて休憩していたのですが、その時の桜の香りで、足りなかったのはこれじゃないか?とふと思いました。
あの曲は春の曲なんじゃないかと思うんです。春の暖かさ、桜の儚さとリンクした別離の悲しさ、そういうのがないただのドレミファソだったからなにか物足りなかったと感じたんじゃないかと思うんです。
休憩のあと、めっちゃ腹筋してストレッチして、原曲を聴きながら何度も吹きました。
そうしたら、なんとなく、自分としてはいい感じな風に演奏できました。
よしよし、やればできるじゃないかと楽器に言われている気がしました。まだまだあの子には敵いません…笑
思えば、私が適当に吹いてる時には適当な音しかしないし、真摯に音楽に向き合っている時にはそれに楽器は応えてくれました。
多分楽器は自分を写す鏡なんだと思います。
リラックスしていいイメージを持って、今の楽器に見合う奏者になれるよう精進したいと思います。
最終的にお題から離れてしまいました。
まあいいや。
それでは。